ハーブについて

ばらねこやのハーブは元々自分用に無農薬で作っていたものなので種類は豊富ではありません。
また大量に専門に作っているわけではないので、品切れの場合はごめんなさい。
お譲りする際にはきれいな部分を厳選して袋詰めしますが、 虫食いの葉っぱ等混入する場合もございます。
その点ご了承下さい。万が一、不良なものがあれば交換いたします。
商品の性質上、長期間、劣悪な環境(高温、多湿など)におかれますと、 かびや虫が発生することもございます。
お手元に届きましたら、中身をチェックして缶や瓶などの保存容器に移しかえたり、
乾燥剤を入れたりして、なるべく早目に使い切っていただきますようお願いします。
不良品の交換につきましては、2週間以内とさせていただきます。
ハーブの使用方法につきましては、各自の責任でお願いいたします。
みなさまのアイディアでさまざまな用途にお使いいただければ幸いです。

アップルミント / Applemint

学名:Mentha Suaveolens

シソ科 多年草
ミントはとても種類が多いのですが、最近では25種くらいに整理されているようです。
大別するとペパーミント系、スペアミント系、アップルミント系、オレンジミント系
その他に分けられます。
アップルミントはフルーティーでまろやかな味が特徴で、料理、ティーの他
ポプリやサッシェ、バスなどに利用されます。
ミントはギリシャ、ローマ時代からお風呂に入れたり床に敷き詰めたりして
香りを楽しんだり、肉料理のソースとして利用されてきたそうです。
古代エジプトの遺跡からも発見されるなど古くから使われてきたハーブです。
通経作用があると言われているので妊娠中の使用は避けた方がよいと言われています。

オレガノ / Oregano

学名:Origanum vulgare

シソ科 多年草
「山の喜び」という意味のギリシャ語が名の由来と言われています。
地中海沿岸で紀元前から薬用に利用されディオスコリデスの「マテリア・メディカ」にも
数種、見受けられるそうです。
マジョラムの仲間でマジョラムの花は白ですがオレガノは紫紅色です。
生葉も料理に使われますが、開花期に特に香りがつよくなるので
その時期に刈り取り陰干しすれば天然の芳香剤となります。
胃腸の調子を整えるティー、イタリア料理、メキシコ料理のスパイス
精神疲労を癒す浴湯料、ポプリなどに利用されます。
妊娠中の薬効利用は避けた方がよいと言われています。

カモマイル / Chamomile

学名:Matricaria chamomilla(ジャーマン種)

キク科 一年草
カモマイルには大別するとローマン種とジャーマン種があり
ジャーマン種は花だけが香ります。
ティーにするにはジャーマンの方が苦味がなく飲みやすいようです。
ティーは消化不良、食欲不振、不眠などによいとされ
入浴剤、ヘアリンス、ローションにも利用されます。
乾燥花には抗炎症、沈静作用があり、カマズレンをより多く含むジャーマンの方が
抗炎症作用が強いと言われています。
子宮収縮作用があるので妊娠中のティーの飲用は控えめにするのがよいようです。

シソ / Perilla

学名:Perilla frutescens var.crispq

シソ科 多年草
中国では古代から栽培され、日本には1000年も前から渡来し利用されてきました。
多くの品種がありますが、青ジソ系と赤ジソ系に大別されます。
爽やかな香りの主成分はペリラアルデヒド、リモネンなどの成分によるものです。
赤ジソはアントシアニンを含みますが青ジソは含みません。
漢方としても広く用いられ、発汗、解熱、健胃、咳止め、利尿、風邪のひき始め、
食欲不振、不眠などによいとされています。

スギナ / Perilla

学名:Equisetum arvense

トクサ科 多年草
シダ植物の一種で地下茎をのばして繁茂します。
地下茎から葉緑素を持つ栄養茎と胞子を生成する胞子茎を出し前者がスギナ、後者がツクシと呼ばれています。
薬効も多いのでお茶や料理に使われます。
解熱、利尿、鎮咳作用、デトックス効果、糖尿病、癌、高血圧、リウマチなどの予防、
自立神経失調症にもよいと言われています。
ケイ酸を含むので髪や爪などのケアやオーガニックスプレーとしてガーデニングにも利用されているようです。

ヤーコン / Yacon

学名:Smallanthus sonchifolius

キク科 多年草
中南米アンデス地方キク科の根菜です。
草丈は1〜2mにもなり、ひまわりのような花を咲かせます。
地下の塊根と塊茎を食用に利用します。
ヤーコンの葉にはフラボノイドやテルペン類など、血圧や血糖値を正常化する成分が含まれており
糖尿病の予防などによいようです。
またフラクトオリゴ糖はお腹の環境を良好に保つ効果があるそうです。
ダイエット効果や美肌効果もあると言われています。

参考文献
「ハーブ百科」主婦と生活社
「ハーブを楽しむ」主婦と生活社
「ハーブ・スパイス館」小学館 ほか