一日何品目食べなくてはならないとか、朝ご飯を食べないと元気が出ないとか、 バランスよく食べましょうとか、巷ではいろいろ言われています。 テレビで体にいいとか、ダイエットにきくとか紹介されるとあっというまにその食材がスーパーから消える。 という現象はよくあることです。 私が考えるには。 人それぞれ持っている酵素が違うので、食べ物の効き目のようなものも千差万別だと思うのです。 たとえば遺伝子の問題があります。 祖先がずっと日本人であるなら、日本人が食べた方がよいもの(お味噌とか漬け物など)があるでしょうし、 農耕民族として生きてきた遺伝子をもっているなら、お米や野菜中心の生活が合うでしょう。 エスキモーの人たちに菜食をすすめてもきっと体調をくずすのではないかしら。 その次にその人のライフステージがあります。 男性か女性か、今何歳くらいか、どのようなことをして生活しているのか、どのように過ごしてきたのか、 どのような環境で生活しているのかなど、性別や年齢、お仕事の内容についても食べるものや量が違ってきます。 他にもいろいろな要因がからんで何をどのくらいどのように食べたらよいかが決まると思うのです。 もし、何を食べたらいいのかわからない場合は、タイムスリップして原始時代にいってみましょう。 どうやって食べ物を獲得しますか? 体力や腕力がある人は狩りができるでしょうし、海や川が近くにあれば釣りができます。 体力がない人は草や木の実、果物を採集することで食べ物を獲得できます。 あと、狩りをしても獲物をさばくことができない人は食べ物にありつけません。 そうやって考えていくと、自分は何を獲得できるから何を食べられるのかがわかってくると思います。 包丁を使わなくてもできる簡単な調理法があります。 pre | next |